CEDEC(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス)運営委員会では2013年7月17日、CEDEC2013の基調講演と特別招待セッションの概要を発表した。

 CEDECは日本最大級のコンピュータエンタテインメント開発者向け国際会議で、今年は2013年8月21日から23日まで、横浜パシフィコで開催される。テーマは専門分野やビジネス領域を今まで以上に強く押し出し、強烈な自己主張をもって、大胆かつ果敢に臨んでいくことを象徴して「BE BOLD!(ビイ・ボールド)」を打ち出している。

 基調講演は日替わりで3テーマが選ばれ、例年ゲームの「内側・外側・中間」領域から選ばれるのが恒例となっている。今年は初日に『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』の編集者で現在はクリエイター向けエージェント業務に携わる佐渡島庸平氏と、AR技術で世界の拡張を目論むAR三兄弟の長男・川田十夢氏。二日目にガンホー・オンライン・エンターテイメント社長の森下一喜氏。最終日には大阪大学特別教授でロボット開発を手がける石黒浩氏が登壇する。

 また特別招待セッションでは、NHKエンタープライズのチーフ・プロデューサー森内大輔氏が、プロジェクションマッピングが地域文化やクリエイティブ産業にもたらす影響を考察。他にゲームプラットフォーム「LINE GAME」の成長と今後の可能性をテーマに、LINE社長の森川亮氏が「LINE GAME」が提唱する新しい価値について言及する。

 CEDEC2013ではこのほか公式サイトでプログラムを順次公開している。総セッション数は例年と同じく約200セッションにのぼる見込みだ。

CEDEC2013で基調講演・特別招待セッションの内容[PDF]

http://cedec.cesa.or.jp/2013/documents/pdf/press/cedec13_release_0717.pdf